「アリビオ」は、子どもたちひとりひとりに最適な支援を行う
「学校連携型フリースクール」です
「今、学校や教室に行くことが難しい子どもたち」に
少人数の「ほっとできる、安心できる場」で、心理的安定と自己肯定感の回復、さらに、学習の遅れを取り戻す支援を行います。その上で要望に応じて「在籍学校」と連携しながら、成績へ反映させる支援も行っています。30年以上の中学教員としてのキャリアとカウンセリング技法やソーシャルスキルトレーニング等をもちいて将来の「社会的自立」の力をつけることを目指しています。
<重要なお知らせ>
〇 9月9日現在、「フリースクールアリビオ」で活動している子どもさんの数と来所の頻度を考えた際に、充分な個別支援ができる範囲を超えるため、今年度(令和6年度)の生徒募集及び訪問支援は一旦停止させていただきます。今後、状況が変わりましたら、改めて募集等のお知らせをいたします。
なお、子どもたちや保護者、先生方からの相談、施設の見学については継続いたします。
お気軽にご連絡ください。
〇 これまで「教育専門のカウンセラー」として、子どもさん本人や保護者、先生方からの多くのご相談をお受けしてきました。これまでは、基本的に土曜日をカウンセリングの日としていましたが、それだけでは充分ではなく、すぐにご相談をお受けできない状況があります。そこで、できるだけ早くご相談をお受けできるように、平日の午後16:00~18:00までの時間帯を追加いたします。
ご予約はメールかお電話でお願いします。内容は「登校についての心配」「いじめへの対応」「学校と関係」「反抗期やゲーム依存」など子どもさんに関することは全般的にお受けいたします。あわせて、小中学校等にお勤めの先生方からもお仕事上のご心配や悩み、パワハラ的な言動等についてもお受けしています。
ご相談については、来所での相談もできますし、電話等でもお受けしています。来所の相談においても、ご不安があれば、匿名や学校名を伏せてのご相談でもかまいませんので、ご予約の際はその旨、お伝えいただけると有難いです。(平日の相談については、11月11日より開始します。)
<メディア関連>
「東洋経済education × ICT」の特集で、「不登校児童生徒の教室外の学びを「評定」につなげるため奮闘、元教頭の本気」としてアリビオの活動が紹介されました。
不登校児童生徒の教室外の学びを「評定」につなげるため奮闘、元教頭の本気 フリースクールを開校して学校と積極的に連携 | 東洋経済education×ICT (toyokeizai.net)
< フリースクールアリビオのご案内 >
「フリースクールアリビオ」は次のような特徴があります。
これからの学校外施設はどうあるべきなのか、これからも試行錯誤しながら、子どもたちのための支援
にあたりたいと思います。
① 「だれでも入校できます」
特性の有無、特別支援学級への在籍の子ども、生活上の問題行動を抱えている子など、みんな同じ大切
な「子ども」です。「受け入れ対象外」とする施設もあるようですが、「障害者差別解消法」により、
すべての事業所に「合理的配慮」が義務化されましたので、このようなことは差別につながることだと
私は考えています。時間帯や曜日などを考慮しながら基本的にマンツーマンで支援します。
② 「在籍学校と連携します」
保護者からの要望を受け、在籍学校と綿密に連携をとり、情報の共有や別室登校との併用、学習評価
への反映などを行います。学校や義務教育自体を否定したり、「学校外施設」だけの支援では、子ども
たちが「社会の中で自分で自活する生きる力」を身につけることは不十分だと私は考えます。
学校へ行けていない状態でも、物理的、心理的に「学校と切り離してしまう」ことはできるだけ避ける
べきだと考えます。
③ 「国の不登校支援の方向性に準じます」
文科省は不登校支援の目標を「学校復帰」という結果のみにこだわらず、「将来の社会的自立の力を育 むこと」としています。そのため、アリビオでは、「遊戯療法」や「ストレスコーピング」等の方法をもちいて心理的安定を図りながら、自己肯定感を高める支援を行います。
合わせて、文科省は令和6年8月、令和元年に続いて全国の学校に通知を出しました。その通知では、「自宅や学校外施設での学びを在籍学校の成績(評定)に反映させる」よう求めています。
開校以来、学校と連携の上、教材を共有化したりしながら、成績に反映させる取組みを行い、
成績(評定)に反映することができています。もちろん、子どもたちの頑張りや先生方の力が大きいで
すが、このような取組が進路の選択肢を大きく広げることにつながるために全国的にも例がない取り組
みと言えます。
私は日本全国に、学びの多様化学校が立ち、学校に行けない子が自宅や学校外施設での学びが保障さ
れ、それが一つの「努力の証」として、成績(評定)に反映されることで、全日制の高校に行きたい、
と思えばチャレンジすることができる基盤ができるような社会になるまで、フリースクールの運営を
1日でも長く継続してきたいと思います。
< N E W S >
★ 全国のフリースクールを取材しておられる「学びリンク」さんに取材していただきました。
記事はこちらです。⇒ お知らせ | 学びリンク株式会社 (manabilink.co.jp)
「全国フリースクールガイド」に掲載していただきました。
広報ながさき 令和6年2月号で紹介いただきました。
ご依頼があれば講演やワークショップ、出前授業も行います。
読売新聞に掲載されました。「長崎の子どもたちをいじめから守る市民の会」
<代表者より>
「フリースクールアリビオ」は令和5年7月1日に開校しました。支援の最終目標は、将来の『社会的自立』のための力をつけることです。「アリビオ」とはスペイン語で「安心、ほっとする」という意味があります。子どもたちや保護者、先生方に「安心やほっとする時間」を提供したいという想いで設立しました。
ひとりひとりの心に寄り添い、一緒に考えていければと思っています。一度、是非お越しください。
代表者 大石 真弘 (おおいし まさひろ)
職 歴
平成3年度から長崎県公立中学校の教員として30年以上勤務。在職中、長崎県内の中学校で生徒指導及び教育相談を13年間担当。また、長崎県教育センター教育相談課生徒指導班で2年間、長崎市教育委員会学校教育課生徒指導係で5年間、行政業務及び、相談活動等に従事した 後、令和5年3月に長崎市立中学校教頭を最後に退職。「第二の人生も子どもたちのために」という想いから、令和5年7月「フリースクールアリビオ」を設立。「教員免許(中・高1種社会)」の他、発達障害の子どもを支援する 「児童発達支援士」、「不登校訪問支援カウンセラー」の資格をもつ。
<フリースクールアリビオの支援活動のご紹介>
① 今、登校が難しかったり、教室で授業を受けていない子どもの支援
本施設は全国的にも珍しい特徴がいくつかあります。まず、毎回、少人数(1~3名程度)で行います。
曜日や時間を固定しないので、ほとんどの場合、マンツーマンでの支援となります。子どもさん心理状態や
学習支援などを考えるとこれに勝る形はないと思います。
次に、段階的に「社会的自立の力」をつけることを目指します。
まず、第一段階として「家から出て家族以外の人と接し、安心して過ごす場と時間」を確保します。
次の段階は「自己肯定感の回復と向上」です。ソーシャルスキルトレーニングやカウンセリング、心理的支援を行います。最後の段階は「学習支援」です。
どうしても欠席が多くなると学習が遅れます。何年前でもわからなくなったところに戻り、一歩一歩、進めることが一番の近道です。学年にこだわらない学習支援をいたします。学習は全教科の指導ができます。
特に中学卒業後の進路の選択肢が広がるような支援をします。
最後に、中学校では、通知表の「評定」(1~5の数字と観点別評価)が高校へ送られる「調査書」の大部分を占めます。
公立高校も私立高校もこの評定を非常に重視します。県内の公立高校では、基本的に半分の割合で合否に影響します。もっとも低く見る高校でも3割から4割です。また、令和7年度入試より、すべての教科にある観点「自主的・主体的態度」の比重を高く評価する。と県教委が発表しました。
中学生の不登校の子は、仮に別室登校できていても、リモートで授業を見ても、教室で授業を受けていないと基本的に評定はつかず、通知表にも「斜線」や「評定不能」などと記載されます。
そして、高校入試をうけるときの調査書では、3年間の評定合計は著しく低くなります。
家庭等でテスト対策をして、仮に、当日のテストで高得点がとれたにしても、調査書の点は低いので合格が極めて厳しくなります。結果、「高校から心機一転、高校生活を楽しみたい!」と考えても高い壁が目の前に立ちふさがり、進路の選択肢が限定されてきます。この点について、私が教員時代の悩みの種であったので、どうすればいいか、考えました。
もちろん、ご家庭の要望を受けてからですが、在籍学校と連携をとらせていただき、先生方の評価の材料になるように教材を「共有化」します。そして、学校に協力いただき、アリビオで小テストや定期テストをうけたり、課題プリントや授業のプリントをするなどして、評価していただけるように働きかけをしています。これが、これがアリビオの挑戦です。
このことは、私の勝手な考えではなく、文部科学省が「自校の子どもが学校外の施設に通っている場合、
連絡や訪問をして活動内容な本人の状態を確認して、自校での指導に生かすこと。また、そこでの活動が、
学校の教育課程に準じている場合は積極的に課題等を提供して、施設での取組を通知表等で評価したり、
教科の評価に生かすことは子どもの学びの意欲を高める意義がある」としています。
私は学校にいるときは、「そんな連携する時間も余裕もない」と感じていました。だからこそ、私ができることは学校と一緒に連携して支援していきたいのです。
ですから、実際にアリビオへの来所と活動が学校の「出席扱い」(学校長の判断による)になるだけでなく、活動の頑張りを認めていただき、すべての教科ではありませんが、評価(評定をつけて)いただいた子もいます。この取り組みは学校との連絡や資料の提供等に多くの時間を費やすので、何人も募集するといいうわけにはいきません。ただ、少人数になっても「まるごと」支援する有効な手段として今後も続けていきたいと思います。(見学や体験は無料です。)
② 「子ども相談室」としての機能
子どもたちにとって学校は、物理的にも心理的にも生活の大きな部分を占めます。特に思春期になると、
「勉強」や「受験を含めた進路」また、「友人関係」や「部活動」、「いじめ」など学校生活上の悩みがいろいろと出てきます。誰しも抱えてしまう可能性がありますが、これにより心身に大きな被害を受けたり、登校できなくなったり、人間不信になったりする深刻な事態に陥ることもあり、また、命に関わるケースももあります。これに対し、子ども自身はだれにも相談できず、一人で悩んでしまうことが多いです。
「誰かに気づいて助けてほしい」と思っている子もいると思います。
子どもさんだけでも、親御さんだけでも、親子一緒でも、学校生活全般のお悩みを一緒に考えます。
また、親御さんの子育てについてのお話もお聞きします。
できることは限られるかもしれません。私だけで難しい場合は専門機関と連携したり、つないだりすることもできます。話すだけでも心が少し軽くなることもあります。
重たい荷物も一人より二人、三人の方が軽くなります。いつでもお話を伺います。
安心してお話しできる時間を確保します。お気軽にお問合せください。
③ 「小中学校でお仕事をされている先生方の相談所」としての機能
先生方の働き方や職場環境は非常にきびしい状況が続いています。日々の授業だけでなく、生徒指導、保護者対応、部活動など、激務の中でさまざまな悩みもあろうかと思います。
近年は、学校評価や個人の勤務評価も導入され、以前よりも実績をどう上げるか、成功させられるか、など結果を求められるようになりました。精神疾患を患われた先生も年々増え続けています。
「心の健康」を保つために、悩みをおひとりで抱え込ます。学校名やお名前もお聞きせず、来所での相談もお受けしていますのでお気軽にお問合せください。
④ その他の活動
〇 アウトリーチ型支援(心と学びの訪問支援)
ご自宅に伺って、心理的支援や学習支援を行います。
〇 各種講演会、研修会
学校の研修会やPTA等の研修会で講師としてお話しさせていただきます。
〇「出前授業」
「いじめ」を中心に子どもたちに出前授業を行います。(小:45分、中50分)
< 料 金 一 覧 >
Ⅰ フリースクールへの入校
〇 定員:個別の支援が丁寧にできる範囲で締め切ります。
〇 「見学、体験」は無料です。電話かメールで御予約をお願いします。
〇 選べるコース制
① 週3回コース(月~金の10:00~15:00まで、どの曜日、どの時間帯でもOKです)
② 週1回コース(週に1回、どの曜日、どの時間帯でもOKです)
〇 参加費用
① 週3回コース:月額2万円(税込)
② 週1回コース:月額1万2千円(税込)
※ すべてのコースの入校金を5千円(税込)とします。(保険料と教材代等)
※ また、令和6年6月以降に入校され、「学校への出席扱い」や「参加日ごとの学校への連絡」まで
の支援は前述の料金となります。この上に、「学校と教材を共有化し、評定に反映できるような成果を作り上げる」支援については、「学校に出向いての継続的な打ち合わせや連絡」や「教材の共有化のための資料作成」、「テスト監督」等の時間と労力が通常の2倍以上かかります。相談をお受けする時間を大幅に削らないといけないので、この支援は「ご家庭からの要望」とし、料金を別に1万円いただきます。
(私の在籍学校までの交通費等もすべてこの中に含みますのでそれ以上はお金はかかりません)
中学生の入校については、ここまでの支援があったほうがいいかと思います。
※ 通常の支援でも、頻度は少ないですが学校に出向いたり、打ち合わせたりすることはありますが、それは通常の月謝に含まれます。保護者のカウンセリングも何回でも無料です。
〇 アリビオですごす際のルール
1 活動中はゲームやスマホなどは使用しません(もってくるのは可)
2 指導者の指示にしたがい、他の人の安心を妨げません。 の2つを守ってください。
Ⅱ 「子ども相談室」および「先生方からの相談」
① 来所相談 初回:5000円 以降:3000円
② オンライン 初回:5000円 以降:3000円
③ 電話・メール 1回:3000円
Ⅲ 訪問支援
〇 対象地域 :原則として長崎市内
〇 対 象 :小学1年生~中学3年生までの子ども(若干名)
〇 できる支援:心理的支援(信頼関係づくり、カウンセリング、学習支援、進路情報や選択肢の提示等)〇 かかる費用:1回単位、3500円(交通費含)
1月(週1回)15000円 (週2回)25000円 (曜日を固定します)
〇 時間の目安:原則1時間程度 「訪問支援のお約束」をお読みください。
Ⅳ その他
〇 講演等
1回:10000円を原則としますが、学校やPTAでは、用意されている予算があると思いますので、ご相談になるべく応じます。(市の講師派遣が4000円ですので「出前授業」はこの予算で結構です。)
<お問合せ先>
「フリースクールアリビオ」
・住 所:長崎市大井手町45上戸ビル301号
・連絡先(090)8762-9213
・メール masahiro520310@gmail.com
★「アリビオ」までの道しるべ(長崎駅方面から)
<お車の場合>
① 市役所を右手に、正面に市民会館が見えたら交差点を左折します。
② そのまま直進します。2目の信号を電車の軌道を渡って、右折します。
③ すぐ右側に見えるビルです。入口ドアの隣はコインパーキングです。左隣はメモリード公善社です。
「上戸ピアノ教室」の看板があるビルの3Fです。
<電車の場合>
〇「市役所前」から諏訪神社方面に向かって5分ほど。車と同じ経路となります。
「長崎駅前」からは「3蛍茶屋」行に乗車。
<バスの場合>
〇「市役所前」から 電車と同じ経路です。また、東長崎方面からは「諏訪神社前」から中島川沿いに
市役所方面に歩いて5分程度です。
市役所前交差点を諏訪神社方向にむかって左折し、2つ目の信号まで進みます。
2つ目の信号を踏切を渡って右折します。目印は公善社メモリードさんです。
右折したらすぐ右側のビルです。(ピアノ教室の看板があるビルです。1階はコインパーキング、左は「メモリード公善社」さんです。)
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